趣味のグループに属していると、「これは趣味であって仕事ではないから、そこまでがんばる必要はない」とか「今回は謝礼が出るから、責任が重い」とかいう話をちょくちょく耳にします。
しかし、私はそこにいつも違和感を感じていました。
「雇用されている会社には社畜みたいに扱われても仕方ないけど、自主的に会費を払って属しているグループについては無責任でいてもよいし、むしろ自分を大切に扱ってもらいたい」という考えで果たして良いのか?
会社であれ、趣味のグループであれ、組織に属しているという点は変わりありません。
「自分にとっては、その組織に属することで自分の目的を達成できることができる」「組織にとっても、自分がそこで活動することで組織の目的を達成することができる」という点は同じなのです。
違うのは、その組織がお金を稼ぐことを目的として結成された組織なのか、別の目的のために結成された組織なのかの違いだけです。
属しているからには、その組織の目的達成のために努力するのはメンバーの責任であり義務だと思うし、一方で、その組織をより良くするため、および、自分を含めた組織のメンバーがより楽しく快適に活動できるように主張するのも自由だと思うのです。
こちらの記事は、「仕事とプライベートの境界」「直線の働き方と曲線の働き方」「創造的なビジネスにはセッションが必要」といったことについての対談ですが、自分が日頃モヤモヤしていることと何か非常に共通点があるなーと感じたのでした。
『デザイナーやクリエイター経営者が組織に生み出す「ジャズセッションのグルーヴ感」とは』
http://bizzine.jp/article/detail/2365
明日を最後に閉館する聖書図書館に行ってきました。写真はダメかなー思いつつ念のため聞いてみたら「どうぞどうぞ。みなさんFacebookに上げてくださったりしてますよ」とのことだったので、一番お気に入りの2点を撮ってきました。
一つは、天保年間にドイツ人によって翻訳された最古の日本語聖書。
ヨハネによる福音書の冒頭部分を展示してあったのですが、現代語訳「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」が、「ハジマリニ カシコイモノ ゴザル。コノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル。コノカシコイモノワ ゴクラク。」となっていて、なんだかかわいいです(*^^*)
もう一つは、アイヌ語の聖書。
ローマ字綴りになっているのですが、カムイという言葉がたくさん出てくるのが、グッと来ました。
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