ブログトップ | ログイン
まっちゃんの仕事部屋
naocco2005.exblog.jp
セブ島モアルボアル旅行記 3
【セブの食べ物事情】

私はフィリピンに行ったらぜひ食べてみたいものがありました。
日本在住の外国人が各国の家庭料理の作り方を紹介するという記事が、
何年か前に新聞に連載されていたことがあり、
その中でフィリピン人の奥さんが紹介していた「シニガン」が
すごくおいしそうだったのです。
自分でも作ってみて、実際おいしかったのですが、
やっぱり本場のものも食べてみたい、とかねがね思っていたのです。

で、それは初日にさっそく実現。
タイのトムヤンクンから辛さを抜いたような酸味スープで、
白ご飯にもよく合い、おいしかったです。

その後もいろいろ食べましたが、
要するにフィリピン料理は、全体的に、
よくある東南アジア料理から辛さを抜いたような感じ。
特徴もないけどクセもなくて、わりと日本人向きの味かも。

それと、あらゆる炒め物や揚げ物に、カラマンシという
カボスのようなシークヮーサーのような柑橘系果物がついてきます。
これが良い!
料理そのままでも十分おいしいのですが、
このカラマンシの汁を絞ってかけると、
さっぱりとしつつも味にメリハリがついて、さらにおいしくなります!

いちばん意外だったのは、朝食に食べたマンゴーパンケーキ。
普通のパンケーキのようにメープルシロップがついてくるのですが、
さらにそのカラマンシもついてきます。
メープルシロップだけでも普通においしいのですが、
カラマンシもいっしょにかけると、
マンゴーケーキに甘酸っぱいソースをかけたような感じになり、
一気に味の洗練度が2倍くらいアップするのです!

まさにカラマンシ万歳!

また、パナグサマビーチはヨーロッパ人が開発したリゾートなためか、
ピザやパスタをはじめとする洋食のレベルが高い!
村人が経営する小さな食堂でパスタを頼んだら、
「メニューでは平たいパスタの料理なのだが、
 在庫がスパゲッティしかないので、これでもいいか?」
とわざわざ聞いてきました。
こんな田舎なのに、日本人以上に本格派なのはびっくり。

さらに、フィリピン人のパン好きにも驚きです。
大都市にパン専門店があるのは全然不思議ではありませんが、
セブ島を車で走っていると、どんなに小さな村にも、
なぜか必ず1軒はパン屋があるのです。
モアルボアルの町にもパン屋は何軒かあり、
パナグサマビーチのような小さな集落には、
自転車やバイクのサイドカーが陳列棚になっている
「移動パン屋」が朝昼夕の1日3回も売りに来て、
村人がけっこう買っていました。

思わず私も、おやつにいくつか買ってみました。
日本のパンに比べて焦げ目がつかないように焼いてあり、
ふんわりしていて、弾力があって、ほんのり甘い生地。
これは相当レベル高いです。
日本のコンビニで売ったら売れ筋間違いなし!な味です。

と思っていたら、帰りのフィリピン航空の機内食も、
他の料理は全部マズいのに、パンだけはものすごく美味でした。
セブ島モアルボアル旅行記 3_e0084998_1148429.jpg
セブ島モアルボアル旅行記 3_e0084998_1149012.jpg
セブ島モアルボアル旅行記 3_e0084998_11491745.jpg

by naocco-mdb | 2009-07-05 11:48 | ●それいけ!旅行&ダイビング
<< 神が降りてきた!? セブ島モアルボアル旅行記 2 >>